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2011.3.24
Rトピックス

長く愛される、を考えた賃貸マンションのかたち〜赤坂latte

吉村 淳(SPEAC inc.)
 

シンプルだけど愛されるマンション、つくりました。4月3日(日)、内覧会を開催します!

※内覧会は終了いたしました。ありがとうございました!

設計・監理をSPEAC inc.が手がけました。

桜坂駅からけやき通りにかけて続く明るくのどかな住宅街。その通りから一本入った静かな場所に新築マンションが完成しました。

「個性的でオシャレなデザイナーズ物件」のフレーズで売り出されるマンション……そのほとんどに何となく物足りなさを感じていました。建築的に見ればとってもカッコいいのも中にはあるし、効率良くつくらないと経済的に成り立たない事情もわかるけど、もうちょっと空間的なゆとりがあってもいいんじゃないの? と思う人は多いはず。住戸を詰め込めるだけ詰め込んで一時の収益を上げるより、住戸一つ一つに長く住み続けてもらった方が、長い目で見たら建物はハッピーなんじゃないかと思うわけです。

というわけで、目指したのは、シンプルで当たり前だけど、長く愛される賃貸マンション。時間が経っても、色褪せない魅力を備えた住宅。

そのためにしたことは……
・敷地内に空地をたっぷりとって、通風と採光、そして隣家との距離を確保する。
・建物をうんと高く&部屋の天井も高くして眺望を得る。
・大きな窓を配置して広い空を見られるようにする。

こういった工夫は、大きな敷地に建つ大型分譲マンションでは珍しくないけれど、賃貸物件では貴重なはず。実は、これらの点は築30年以上経っているマンションの中でも、古くなって人気が落ちるどころか、むしろ根強いファンがいる物件には備わっている特徴ではないかと思います。今回はそこを意識して、この新築賃貸マンションのプランに取り組みました。

左:北側上空からのイメージパース。 右上右下:リビング内観。

まず、建物を敷地の南側に寄せ、北に向いたリビングで広いビューが取れるようにしました。敬遠されがちな北向き採光ですが、空地をたっぷり取ると日中は安定した照度を保つことが出来ます。直射日光が射込まないから、カーテンで閉じっぱなしになることも少ないでしょう。
建物を高くできたので、各住戸の天井も最大限高くできました。リビングに大きな窓を配置できるようになり、開放感のあるスペースとなりました。もちろん、南に配した寝室は直射日光がサンサンと。

左:南側バルコニー。中央:1階ピロティ。右:外観見上げ。

2年ほど前からスタートした本プロジェクトも無事竣工を迎え、このたび内覧会を開催させていただく運びとなりました。ご興味のある方は是非、お立寄りください!

■内覧会概要

日時:2011年4月3日(日) 11:00~15:00
場所:福岡市中央区赤坂3-1-18(地図はこちら
※近隣に駐車場が少ないため、車でのお越しはご遠慮くださいませ。

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