クールなあのひと

「もっとクールな人だと思ってた。」

冷静でクールな印象の人が、ふと見せた親しみやすい笑顔や、やわらかい言葉づかいに触れた瞬間。「そんな一面あるんだ」と、ちょっと驚きつつ、なんだか嬉しくなる。そんな経験、ありませんか。

今回の物件を訪れたときも、まさにそんな気持ちになりました。

場所は姪浜駅から徒歩1分。公共交通機関を使えば、自然豊かな糸島や福岡中心部の博多まで20分ほどでアクセス可能ということもあり、都会と田舎の両方を満喫できる立地として有名です。

エントランスに入ると、イメージを裏切らないクールなデザインの共用部。コンクリート素材を多く使用しつつ、ドアや各所のパーツにシルバーやガラスをポイント使いすることで、より洗練された印象を受けます。

お部屋に入ってみると、想像していた“デザイナーズ感”は意外と控えめ。飴色のフローリングに、白を基調とした壁と建具。シンプルだけど、どこか品があって、落ち着ける空間でした。室内の尖り具合が少ない分、さまざまなテイストのインテリアにも調和しそうです。

外観からはもっと主張のある空間を想像していただけに、この“いい意味でのふつうさ”が、むしろ心地よく感じられました。

クールな見た目とは裏腹に、思った以上にあたたかくて、親しみやすい空間。想像よりずっと、暮らしのイメージが広がる部屋でした。

「もっとクールな部屋かと思ってた。」
その一言が、この部屋にぴったりの褒め言葉かもしれません。