溢れる魅力と素の魅惑

♦︎賃料改定されました。♦︎

広々とした敷地に豊かな緑たち、そしてエレベーターなしの5階建。同じような建物がズラリと並んでいるが、隣の棟とは程よい距離感。

と言えば、、、「団地」ですが。

最近、リノベでポテンシャルを発揮していると言えば、、、。

そう！「団地」です。

今までリノベされた団地をたくさん取材している僕ですが、今回は、なんとオーナーがプロデュースし、セルフリノベーション。どうしてもできない専門的な箇所は職人さんに依頼したという、面白い取り組みをしたお部屋。

オーナー自身が工務店に勤めていた経歴があり、仕上がりはプロ顔負けの出来栄え。

あざやかなブルーの天井のLDKと落ち着いたグレートーンの各洋室。そして、壁はクロスや聚楽壁を削ぎ落としたベースの状態です。聚楽壁がそのままだとボロボロと粉が落ちてくる可能性があるので、表面をコーティング塗装しています。建築当時（49年前）の職人さん達も、まさか下地の状態がかっこいいと言われる時がくると思ってもいなかったでしょう。

正直、このお部屋は内覧しながら、リノベの面白さを体感してほしいのが本音。オーナーの細かいこだわりが随所にあり、それを見つけるのも楽しんでいただけるはずです。

南北に開口がある団地ならではの風の抜け感。この開口を生かした間取り設計になっているのも注目するポイントです。しかも、南側にワイドスパンのバルコニー、北側には奥行きのあるバルコニーときた。

そして、敷地内を歩けば、ゆったりと流れる時間。

やっぱりこの空気感にフルリノベの組み合わせって最強だと思いません？勝手ながら、これからもっとリノベ団地が増えてくるのではと感じています。

ぜひとも、リノベ団地の魅力に共感してくれる方をお待ちしております。