カクばる外観、マルい日常

角張ったゴツゴツとした外観に、オレンジとモスグリーンの色合い。カクカクと突き出した台形の窓。まるで海外の建築を思わせるようなファサードは、街の中でもひときわ目を引きます。日本のマンションらしからぬデザイン性と貫禄をまとった、ヴィンテージの一棟です。

下から見上げても、横から見ても、正面から見ても、絵になる佇まい。大池通りを通るたびに思わず見上げてしまう、その存在感。築年数を感じさせない外観と、丁寧に手入れされた共用部からは、長く愛され、大切にされてきたことが伝わってきます。

室内は設計デザイナーによるフルリノベーション。シンプルさをベースに、折り上げ天井のやわらかなラインや間接照明、小窓など、ちょっとした工夫が心地よいアクセントになっています。

南向きの開口部からはやわらかな光が差し込み、広めのバルコニーにはテーブルとチェアを並べてくつろげるゆとり。窓を開ければ、野間大池公園の緑が目の前に広がり、子どもたちの元気な声が風にのって届きます。シャープな外観とは対照的に、暮らしはまるく、やさしく、静かに流れています。

アクセスは中心部へバス移動がメインですが、敷地内駐車場がなんと無料。車をお持ちの方にはもちろん、これを機に“車のある暮らし”を考えたくなるような、うれしいポイントです。

目を引く“カクバル”外観と、窓の向こうに流れる“マルい”日常。 このちょっとしたギャップに、あなたもきっと惹かれるはずです。