収入を生む住まいづくり~都心居住を実現させるアイデア~長谷川 繁(福岡R不動産/DMX) もしも自宅が自分たちが住むためだけのものでなく、収入も生み出す家だったら。そんなことを考えてみたことはありませんか。 ![]() この素敵な自宅は、収入を生んでいる。 収入を生み出す家とは、建物の一部を賃貸として貸し出すことによって住みながらにして投資を兼ねた賃貸併用住宅という手法を用いること。商店街や古い問屋街のような町では、1階が店舗で上階が住居になっている兼用の一軒家や小ビルを目にすることがよくありますが、一般の人がマイホームの購入にあたって、自宅の一部を人に貸すなんてことは稼業が「大家さん」でもなければ馴染みのない話かも知れません。 ![]() 募集当時の物件。ビルの谷間に古家がこじんまりと建っていました。 このエリアは、中央区の人気エリアにして商店街のような古き良き趣きのある通りに面しています。実際に物件もその昔はお茶屋だったそうで、間口は狭く奥に長いうなぎの寝床のような形状。当時は古家も残っている状態でした。 ![]() プランを検討した際の模型。 --賃貸併用で住まいづくりをすることは探す段階で考えていたのですか。 ![]() 実際に玄関を出て道路に足を踏み出すと福岡城跡地に残る櫓が見えてしまうのでびっくりです。 「あとは、土地の取得から大まかな建物のプランと建築費、テナント部分の賃料の見込みをシュミレーションしてみて予算の中でバランスのよい組み立てが出きそうだったので、イメージがグッと現実に近づいて来た感じでしょうか。土地は大きくないですが、商業地域なので建物を上に伸ばすことは可能で場所・プラン・コストが上手く整ったと思います。」 ![]() 右側が1階テナントの蕎麦屋さん。 住居部分は、幅がない分スキップフロアや吹き抜けで視界に変化をつけ、上に向かって開放されています。バルコニーや屋上テラスは外壁の建て方を工夫して、空は見えるけど周りからの視線が気にならない。都心にこれだけ自由度を持って住まいづくりができるのは本当にうらやましいです。 ![]() 普段はこのガレージの住人でもある愛犬のラブラドールはすっかり近隣住民の人気者だとか。外観も古き商店街の趣きが残るこの通りに溶けこむような町家っぽさをイメージ。 ![]() プライバシーが確保されたテラスが心地いい。 冒頭でも書いたように、賃貸収入を想定する上でどんな立地でも適応できる選択肢ではないとは思いますが、実際にHさんのケースでは、ある程度の自己資金を入れた上で、毎月のローンの返済を賃料収入で賄いながら快適な暮らしを手にすることができています。今回のように新築でなく賃貸併用の中古物件でも然り、立地や価格、収益性を総合的に、柔軟に判断することにより、今までに考えもしていなかった住まいづくりの選択肢が見つかるかも知れません。 |
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