昔ながらの面影そのままに、雰囲気をガラッとアップデート。
1年ほど前、築100年越えの元お茶屋の再生物件を募集したことで記憶に新しい八女福島エリアより。またもや、称賛に値するレベルの再生古民家の登場です。
建物自体、詳細な築年数は不明。推定では昭和10年代に建てられた?と考えられています。
つべこべ説明するより元の姿を見てもらった方が早そうだ、ということで、当時の写真を2枚目にお借りしてきました。まぁ、いくとこまでいっちゃったなって感じで...(失敬)
正直、壊した方が早いわけですよ。別に、本プロジェクトの凄みを語りたいわけではないのですが、ここまでの再生って生半可な熱量ではできないし、熱量だけでも無理なので。
つまり、いまの姿を星の数ほどある空き家物件のなかで一握りしか辿り着けない境地と理解すれば、「心ある人たちに恵まれた建物」としか言いようがないことに気づきます。
細かなバックボーンまでは分からずとも、なんだか目に見えてる魅力以外の力が働いているように感じてしまうのは、その存在自体が奇跡に近いからかもしれないなぁ、なんてことを思っていたり。
さて、ついつい前置きが長くなりましたが、見どころは、木材をふんだんに使った大工仕事による内外装です。要するに全部ですね。感触のよい杉板に足を置けば、ついついウロチョロしたくなります。
現地での印象を一つ加えると、一般的には小さめと言っていい床面積でありながら、この限られてる感が妙に落ち着くというか、全体的な空気の纏まりが良いとでも言いますか、とかく個人的にはしっくり。
なお、大前提、意匠的な改装などはできませんのでご承知おきを。「借主側がこの佇まいに溶け込む必要がある」と言えば、なんとなく角が立ちそうなものの、工房・物販・お教室etc... 基本的にはどんなものでも様になるでしょう。
重飲食以外であれば、なに商でも相談できそうですが、貸主による設備投資は予定していませんのでご了承ください。なにかしらで間取りは解消する必要があるとしても、小さなカフェくらいはイメージがわきます。
注意点としては、室内の一部を貸主が週に1日程度利用していること。相互のセキュリティは特に設けられていないのと、契約面積の一部が貸主占有スペースへの動線にもなってしまうので、どうしても気になる方は厳しいかもです。
ただ、内容や熱量次第では、土間からそれぞれ動線を分けるとか、その辺の工事相談はできるかも(借主費用負担でよければ尚更)なので、気合い十分に立候補いただけそうな方がいましたら、まずはトライを。
結局、目の前のハードルを超えるには強い想いがなければ。って、なんだか建物再生の話に戻ってしまいそうですが、こういう「わたしが使いたい!」的な熱量の連続なのよね。建物が生き続けるって、きっと。
※表記の面積は、貸主による使用スペースを除いたものです(現況優先)
※3年間の定期借家契約となります(再契約相談型)
※審査について、申込順ではなく選定方式となります
※住居での使用は不可となります
※転貸に係る用途(シェア・民泊等)は不可となります
※ペット連れ込みは不可となります
お気に入り
- 賃料
- 6万5,000円(税込)
- 専有面積
- 20.99㎡
- 敷金
- 1ヶ月
- 礼金
- 2ヶ月
- 償却
- なし
- 管理費
- 3,000円
- 所在地
- 八女市本町
- 交通
- JR鹿児島本線「羽犬塚」駅 6.6㎞(車約16分)
- 建物構造
- 木造 1階建て
- 所在階
- 1階
- 築年
- 不詳年
- 設備
- ミニキッチン/温水洗浄便座/エアコン/スポットライト
- 備考
- ペット不可/定期借家契約(期間:3年間/再契約:相談)/募集戸数:1戸/飲食店可/要火災保険契約
- 取引態様
- 媒介
情報修正日時:2024年8月28日
情報更新予定日:2024年12月4日
※掲載の情報が現状と異なる場合には、現状を優先するものとします。
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