北のとまり木　〜転写の美学〜

桜の名所である、板櫃川沿いの桜並木通り近傍に佇むグリーンのコントラストが目を惹くレトロマンション。

真鍮仕上げのハンドルをあしらった、深緑色のエントランス扉を開くと昭和初期の校舎を彷彿させる無骨なコンクリート階段が登場。暗い印象になりがちな共有廊下・階段にグリーンラインのアクセントを施し、チルアウトな空間に変貌を遂げてます。

２階に辿り着くと共有部デザインからは想像できない、異質感のあるステンレス製の重厚なドアが待ち構えています。実は、今回募集している区画は元々、茶葉の保管スペースとして利用していた為、こちらのドアは保管庫として必要不可欠な門番的役割を果たしていたそう。

扉を開けると目一杯に広がっている個性的なテクスチャー。
転写版画の世界観を空間に落とし込んだような仕上がりにシビれます。

北西面に窓が２つ、東面に窓が１つあり、光や風の抜け感は申し分ありません。春には桜、夏には新緑、そして年に1度、近所の夏祭りで打ち上がる花火を見ることもできます。

平米数は共有部含めで約100平米となり、基本的にどの業態でも賄える程の広さがあります。また、利用用途は飲食店も可能となっており汎用性が高い点も嬉しいポイント。

注意点として、エレベーターは無く２階まで階段となります。また、当物件は駅から徒歩40分という距離感なので駅まで徒歩というのは現実的では無いかなと…ですが、当マンションから徒歩1分の所にバス停があり、「小倉・八幡・黒崎」駅方面へのアクセスも良好ですのでご安心ください。

この異色空間の活用方法を見出し、新しい転写が増えることを楽しみにしています。