いくぞ！家ビル包囲網

この延床面積（約108坪）かつ雑居ライクな風貌にして、実際にはほぼ住居というレア物。僕は勝手に家ビル（いえびる）って呼んでます。

斜め45度を貫く生き様は理屈抜きに魅惑的。
多用された直線的なラインとドッシリと構えた佇まいが男前な一方、えんじ色のお化粧や窓面積の多さからくる色気、中央にブロックガラスを配した気品あるデザインなどを見るに女性的な一面も兼ね備えています。

建物前に立つと、思いのほか普通な間口サイズに拍子抜けするのですが、実はそのぶん奥に長い土地形状なのです。隣地の存在も含め採光面でネックを抱えやすい条件だし、駐車場としてのスペースはありません。（入口前に1台駐車は可）

それでも、階段から各階廊下へ繋がる動線が確保されているので、フロア毎・お部屋毎に用途を分けやすいという特徴は、かなり強力な援護射撃になるはずです。

もちろん100％事業用としてもOK。または、一部を使いながら残りを賃貸するって選択も面白そう。

現状は普通に生活できるレベルのコンディションですが、中長期的な目線では外壁やルーフトップ、鉄部塗装などへの投資は避けられないでしょう。室内状態については感じ方に個人差がありますし、そもそも規模が規模なので見てもらわなきゃ始まらないとも感じています。

当然、「物件は面白いけど、縁のない土地でこの規模を自分がやり切れるだろうか」なんて展開は、こちらも察知していまして...うーん、悩ましい。



？？？「1人で無理なら、全員まとめてかかってきなさい」



家ビルに宿いし何者かの挑発を受け、久留米を知り尽くす同業のローカルたちに協力を依頼することにしました。現地案内を中心にサポートしてくれますので、この街の「ヒト・モノ・コト」を知る良い機会となれば幸いです。

あと、個人的にも崇拝する設計事務所を中心に立ち上がったプロジェクトでもありまして、必要とあらばそちらのサポートも可能かもです。

さあさあ、みんなで強力なスクラム組んでいこうじゃない！

※所有者居住中のため、内覧には早めの日程調整が必要です
※ご案内は、現地の協力業者にて担当させていただきます