箱としてのポテンシャル

フルリノベがしてみたい！そんなあなたにぴったりな未改装物件を見つけました。

もこもことした可愛らしい外観が目を惹くマンション。
築34年、一般的には築古の部類にあたりますが、レトロ住居を多く扱う私たちにとっては、まだまだ古いと呼びたくない築年数。

正直言って、現状は好みが分かれそうな内装、、、。
ですが箱として捉えるとハイスペックなのではないでしょうか。

「100平米越えの室内」「メゾネット」「吹き抜けリビング」「ルーフバルコニー」「お隣さんのいない区画」。これだけの好条件が揃っていて、さらに西鉄「大橋」駅から徒歩3分という好立地！

マンションは一般的に利便性の高い土地に建てられていることが多く、新築・築浅住居には土地の供給が限られているため、駅近の立地に建てることが難しい。立地の良さは築古マンションならではのメリットです。

特急・急行が停まる大橋駅、その利便性は言わずもがな。カフェ、書店、スーパー、薬局、輸入食品店、お惣菜屋さんなどが入った駅ビルは、地元の人の生活に欠かせない存在です。

室内は設備や床壁にそれなりの傷みが見られるので、フルリノベが前提かと。眺望が抜けており、日当たりもいいので、和室との仕切りを取り除き、入った瞬間にルーフバルコニーまで見渡せる広いLDKにしてもよさそう。マンションではめずらしい、吹き抜けと階段は、ぜひとも、家のチャームポイントとしてデザインに拘って活かしていただきたいです。

1、2階にはテナントやオフィスが入っていることもあり、エントランスや階段はしっかりと手入れされているなという印象を受けました。

中はガラッと変えられる。変えられないものに目を向けて、秘めたポテンシャルよ、センスの良い方にどうか気づいてもらえますように。