2017.1.16 |
Rトピックス 赤坂1丁目リノベーション 「8-bit AKASAKA」長谷川 繁(福岡R不動産/DMX) 福岡城跡に残るお濠や隣接する舞鶴公園といった良質な環境、現代的なオフィスビルやマンション、そして地下鉄の駅にも近い。緑や水辺に恵まれたその風景は、さながら都会の中のオアシスといえる「赤坂1丁目」界隈。 屋上防水や外壁などのメンテナンス、建物ファサードや共用部の改修、もともとワンルームの住居だった8区画のリノベーション、大きく3つの内容において進めてきたプロジェクト。これを機にビル名は旧名・サンシャイン赤坂から「8-bit AKASAKA」へと変わり、いよいよ新たなスタートを切りました。完成後の室内やコンセプトは8-bit AKASAKA専用サイトでも情報発信していますので、ぜひこちらもご覧ください。 テナント・住居全12戸中10戸が空室となったビルは、特に住居区画の8戸で一部に漏水なども見られ決して状態がいいとは言えませんでした。ただ、赤坂駅徒歩1分という利便性抜群の好立地に建っており周辺環境の良さが際立っていたこと、そして今後世の中的にさらに増えてくるであろう築古のビルに対し新たな価値を見出して活かしていきたいというオーナー様の意向を受け、再生の道を歩むことに。 内装は主に4つのコンセプトを2部屋ずつ組んでおり、八女市及び八女木材協同組合の協力を得て無垢フローリングはすべて八女杉を使用。地元の気候の中で育った床材を地元で使うという、地産地消という裏のテーマも実は存在します。 新築や築十数年程度の物件を対象にした事業ではないからこそ、このビルがこのタイミングでできる新しい価値の創出と事業性の両立を考えました。空室が増え途切れかけていたビルと街とのつながりを取り戻すとともに、住まいや働く場所をより豊かに楽しくしていくために少しでもこのプロジェクトが手助けとなれれば幸いです。 ■8-bit AKASAKA |
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